ニュース
News
202505.17
デジタル時代の包摂社会へ、女性の参画を政策で後押し
ミャンマー政府は、ICT分野におけるジェンダー平等の実現に向けて具体的な行動計画を公表した。特に地方部の女性や若年層が、教育・雇用・起業の各分野においてデジタル技術を活用できるよう、包括的支援策を講じるとしている。この施策は、女性への技術研修プログラムの実施、スタートアップ支援ファンドの拡充、そして女性リーダーの育成を柱としており、国際協力機関とも連携して実行される予定である。政府はまた、ジェンダー統計の整備やICT関連政策の中でのジェンダー評価を制度化し、政策立案段階から女性の声を反映させる体制の確立にも取り組む。デジタル包摂の推進は、SDGs(持続可能な開発目標)達成への鍵であるとされ、官民の連携が加速している。