日本とミャンマーをつなぐ架け橋

一般社団法人日本ミャンマー協会は、日本とミャンマー両国間の友好関係を深め、協力を促進するために設立された団体です。
当協会は、経済協力の推進、人材育成の支援をはじめ、多岐にわたる分野で積極的な活動を展開しています。特に、日本企業とミャンマー企業間のビジネスマッチングや投資促進のサポート、留学生や研修生の受け入れおよび教育支援に力を入れています。
ビジネス分野では、企業間ネットワーク構築の支援を行うほか、現地市場調査や法律・規制の分析を通じて、日系企業の円滑な現地進出をサポートしています。また、貿易・投資に関する最新情報を提供し、日本・ミャンマー間の経済関係強化に貢献しています。
さらに、協会内に設置されたミャンマー総合研究所が情報収集・分析を担当し、ミャンマーの最新の経済・社会情勢に関する信頼できる情報を発信しています。これにより、企業や関係者が適切かつ迅速な意思決定を行えるようサポートしています。
教育分野においては、ミャンマーの若者への日本語教育や技術研修の提供を通じ、将来的な人材交流を促進しています。これら一連の取り組みを通じて、日本・ミャンマー両国の社会および経済の発展に寄与し、持続可能な信頼関係の構築を目指しています。
私たちは、こうした活動を通じて両国間の交流をさらに深め、より強固な信頼関係を築いてまいります。

協会メッセージ

 日本とミャンマーは、長年にわたり歴史的、文化的、精神的な絆を育んできました。仏教国としての価値観の共有や、互いの国民性への理解と敬意に基づき、信頼ある関係が築かれ、深化し続けてきたことは、両国の交流における大きな財産です。

 1948年に英国から独立したミャンマーは、アジア諸国の中でも早い段階で日本と平和条約・経済協力協定を結び、戦後の日本に対する多大な理解と支援を示してくれました。以来、日本からの支援と交流は、経済、医療、教育など多方面にわたって継続されてきました。

 2025年現在、ミャンマーは厳しい状況に直面しています。内戦状態が続き、各地での武力衝突や治安の不安定が続く中、2025年3月にはマグニチュード7.7の大地震が発生し、多くの方々が被害を受けました。こうした困難な状況の中でも、多くのミャンマー国民が未来に向けて努力し、復興と安定を目指して歩み続けています。

 また、ミャンマー政府は停戦合意と総選挙の実施を目指しており、これが実現することで、念願である民族和解による、安定と平和への道が開かれることを願っています。私たち日本ミャンマー協会は、こうした動きを見守りつつ、ミャンマーの皆様が安全で安定した生活を取り戻すために、引き続き支援と交流の強化を図ってまいります。

 医療機器の提供や技術者育成、教育支援、地域開発への協力など、草の根レベルからの信頼構築を重視し、現地のニーズに即した支援活動を続けていきます。また、現地の人々との交流を通じ、相互理解を深め、両国が共に未来を築いていくためのパートナーシップを強化してまいります。

 私たちは、政治的な立場に左右されることなく、ミャンマーの人々と日本の人々をつなぐ架け橋となるべく活動を展開しています。協会設立以来、数多くの方々から寄せられた温かいご支援に心より感謝申し上げるとともに、今後も一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

一般社団法人 日本ミャンマー協会
代表理事 渡邉 祐介

協会概要

本部
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ヤンゴン事務所
“Park Royal Hotel”
33 Alan Pya Phaya Road, Dagon Township, Yangon, Myanmar
TEL: +95 1 250 388 (内線 : 8283)