202505.22

ミャンマー出張報告(大地震直後の現地レポート)

【活動報告】ミャンマー出張報告

 3月28日、ミャンマー中部、ザガイン地域を震源とするマグニチュード7.7の強い地震が発生し、ザガインだけでなく、古都マンダレーや首都ネピドーなど多くの地域に甚大な被害をもたらした。

 直後に訪れたネピドーやその隣町ピンマナでは、中央省庁の庁舎や、スーパーマーケットなどの建物が倒壊し、多くの住民が避難生活を余儀なくされていた。被災直後の様子をレポートする。(代表理事 渡邊祐介) 
 

 大地震の一報を聞いた直後は、被災状況を確認してから訪れようかとも思ったが、2011年の東日本大震災のときに、ミャンマーの人々から温かい支援をいただいたこともあって、急いで支援物資を集めたうえで、当初予定通り4月1日からミャンマーに入った。
詳しくはお知らせページをご覧ください。※会員限定

https://www.japanmyanmar.or.jp/announce

 4月1日午前10時、タイ・バンコク経由でヤンゴン国際空港に到着。行きの飛行機は、支援隊と思われる人々も多く、ほぼ満席だった。  ミャンマー最大都市のヤンゴンは、今回の地震の影響はあまり受けていない。空港から市内へ向かう道は相変わらず交通渋滞が続いていた。出張のたびに宿泊するホテルもとくに被害はないとのこと。何人かの民間企業の方に話を聞いたが、以前から続く計画停電以外、変わりはないとのことだ...